こんにちは！今日も会員さんから質問をいただいたので、それについてお話ししていきますね。
まず質問内容ですが、
「ゴールに向かって頑張っているけど、収入よりも出費が多い期間が続いていて、不安や焦りがたまって、心が疲れてきてしまっています。この状況での心構えや、キャッシュを増やすための対処法があれば教えてください。ちなみに、やりたくはないですが、アルバイトなどでどこかで働くことも検討しています」
とのことです。
この質問、ほんとによくわかります。
私も似たような経験があります。起業して1年半ぐらいの時、支出が収入を超えてしまい手持ちの現金が3〜5万くらいまで減ったことがありました。
歩いている大学生を見て「もしかしてあの子のほうが現金持ってるんじゃないか？」って思うくらい、お金がなくなったことがあって（笑）。
その時はかなり不安で、「どうしよう？」って焦っていました。こういう状況にいると、誰でも気持ちが沈むし、焦るものです。
大きな目標に向かう途中には必ずいろいろある
まずお伝えしたいことがあります。
質問された方が、この状況にいるということは、きっと大きなゴールに向かっているんじゃないかということです。ですから自信を持って欲しいです。
大きな夢に向かう途中は、必ずしも順調にいくことばかりじゃないんですよね。
たとえばエベレスト登山や、長期の世界一周旅行をイメージしてみてください。何もかもスムーズにいくことって、まずないですよね。
トラブルやアクシデントもあるし、大変なこともたくさんあると思います。
でも、それも実はゴールに必要な経験だったりするんです。
今の状況も、後で振り返ると「あの経験があったから今の自分がある」って思える時が来るでしょう。
だから、今のこの状態も「必要な経験」と捉えると、少しは気が楽になるんじゃないかと思います。
ピンチも捉え方次第で変わる
コーチングの世界でおもしろい話があります。
あるバイク好きの人が交通事故で骨折したとき、痛みを感じながらも喜んでいたそうです。
怪我をしたのになぜ？
不思議に思いますが、その人はこう考えていたそうです。
「死ななくて済んでラッキー。またバイクに乗れるし、ちょうどバイクを新しくしたかった」
と。
すごくないですか？
普通は怪我をしたらそれどころじゃありません。
落ち込むはずだと思いますが、その人は「怪我をしたけど生きているし、趣味も続けられる」とポジティブに考えたんですよね。
実際、どう捉えるか次第で、不安や焦りは変わるものです。
何がピンチで何がチャンスかも、全部自分次第なんです。
この質問者の方も、今は不安や焦りを感じているかもしれませんが、今の経験が未来から見ると大したものではないと思えるはずです。
不安を軽くするための方法
収入と支出のバランスを整える
支出が収入を上回っているときは、まず損益分岐点を意識することが大事です。
収入を増やすか、支出を減らすかして、バランスを取っていくのがポイントです。
アルバイトを検討されているとのことですが、どうしても働かないといけないなら、目指しているゴールに近い仕事を選ぶのもおすすめです。
たとえばバンド活動を目指しているならライブハウスで働く、ラーメン屋を目指しているならその業界でバイトしてみるなど。
そうやって自分のゴールに関連する経験を積んでいけると、ただのアルバイトも意味があるものになりますよ。
最悪の未来を一度イメージしてみる
コーチングでは「最高の未来」を描きますが、あえて「最悪の未来」を想像してみるのも一つの方法です。
「もしこうなったらどうしよう」と一度考えてみることで、「これもゴールに行くために通るべき経験なんだ」という思考になります。
結局、トラブルや問題を解決するのは脳の前頭前野です。
要はそこを活性化するために、あえてマイナスの未来を想像してみるのです。
最悪な未来を想像したあとは、「よくよく考えてみたら、その先に最高のゴールがある」ということを思い出してみてください。
その後、最悪のトラブルは解決できる未来になります。あとは自分の脳が解決する策を思いつくでしょう。
私自身も、この方法で不安が和らいだ経験があります。
瞑想でリラックスする
不安や焦りは、脳の奥の「爬虫類脳」と言われる部分が関係しています。ここを活性化させないようにすれば良いのです。
瞑想や深い呼吸を意識してリラックスすると、不思議と気持ちがスッと落ち着きます。前頭前野が優位になるからです。
また、よく寝て適度に体を動かすことも、不安や焦りを和らげるために役立ちます。不安を感じているときほど、生活リズムを整えて心身をリフレッシュすることが大事ですね。
最後に
大きな成功を収めた人は、たいていこのような道を通っているものです。
登竜門です。むしろ、そういった悩みに直面していることこそラッキーなんですよ。
今の悩みや不安も、いつか振り返ると「あれがあったから今の自分がある」と思える時が来るはずです。今しかできない経験だと思って、ぜひこの状況を前向きに楽しんでみてくださいね。
何か他にも質問があれば、いつでも気軽に聞いてください！
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