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以下、本書より抜粋。
「最高レベルのアカデミックな科学者は、本職以外に本格的な趣味や副業を持っている可能性がはるかに高い。さらに、ノーベル賞を受賞した人たちでは、アマチュアの俳優やダンサー、マジシャンなどのパフォーマーである確率が少なくとも22倍高い」
「全国的に知られている科学者は、他の科学者と比較して、音楽や彫刻、絵画、版画、木工、機械工作、電子機器いじり、ガラス細工、詩作などをたしなんでいる可能性がずっと高く、フィクションやノンフィクションを執筆している可能性もはるかに高い。ノーベル賞受賞者になると、さらにその確率は上がる」
「(趣味や副業を持っている人たちは)遠くから見るとエネルギーをまき散らし、浪費しているようにも見える。しかし、実際には、エネルギーを集中させ、強化している」
「クリエイテブな成果を上げる人は、「狭いテーマにひたすらフォーカスするのではなく」幅広い興味を持っていると述べた。「この幅広さが、専門領域の知識からは得られない洞察を生み出す」
「成功した人たちは、ある分野で得た知識を別の分野に応用するのがうまく、(中略)、昔ながらのパターンを避けるスキルを持っていた。問題が曖昧で、明確なルールがない「意地悪な」世界では、「幅(レンジ)」が人生を生産的、かつ効率的にするための術となる」
どうだろう?
実は単なる専門家よりも、色々なことをやっている専門家の方が成果を上げているのだ。
ビジネスやアーティストが成功する上で専門特化は必須だ。
・牛丼と言ったら?
・高級ホテルと言ったら?
・ビジネスホテルと言ったら?
・高級腕時計と言ったら?
・スニーカーと言ったら?
こうやって、〇〇と言ったら?というカテゴリーを作れると最高。
そのためには専門特化だ。
しかし、単純に専門特化だけではなく、趣味がたくさんあったり、ほぼプロレベルの副業があったり、学者並の知識があったり、そういった幅の広さが重要であると説く。
とにかく色々なことにチャレンジしてみた方が良い。
ちなみに、私の友人経営者たちも多趣味かつ、本格的な趣味を持っている人が多い。そういう人たちほど、業績も良く成果を上げている。
例えば、
・ポーカーをやりに海外カジノに行く
・将棋で段位を取得
・サーフィンで日本3位
・社交ダンスで大坂トップレベル
・オンラインゲームを毎日10時間以上やり込む
などなど。
とにかく好きなこと、興味あることに、とことん没入している。
何でも良い。いろいろやってみよう。
書店を巡る会も一助になるはず。
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