「アーティストとしてビックになりたい」
きっと、日々思っていることでしょう。
ヒントとなる本を発見しました。パイプ福音書。
私はパイプが趣味ですので読んでみました。
パイプは芸術作品であると言い切りつつ、芸術家がブレイクする秘訣が書かれていました。
「そもそも芸術とは中世イタリアのメディチ家がミケランジェロやレ オナルド・ダ・ヴィンチ、 ボッティチェリらの画家たちのスポンサーとなったように、 お金持ちが湯水のように資金を使うことで成立します。 ルネサンス文化はそれで花開きました。では、 現代のお金持ちとは誰でしょうか?それはニューヨーク、 ウォールストリートの金融家たちで、彼らはアメリカの富の 99%を独占する現代の貴族です。 そんな現代の貴族たちが金に糸目をつけずにパイプにのめり込んだ ことによって、パイプブームが起きたのです。」 —『パイプ福音書』苫米地英人著
「これはどういうことかというと、趣味のなんたるかが理解できれば、 仕事のなんたるかも理解できるということです。実は、 趣味と仕事は、本人の中では一緒なのです。 好きなことを思い切りやる。 それがたまたま社会のニーズに合えば仕事であり、 なければ趣味だということです。もしも、 仕事で悩むようなことがあれば、 その答えは趣味の中にあるのです。 好きなことを楽しくやっていますか?これだけなのです。 人生は好きなこと以外やっているヒマはないのです。 誰がなんといおうと、好きなことをやり続ける。 それがたまたま社会のニーズがあったからパイプ職人でメシが食え たのがパイプ作家たちなのです。だから、彼らは芸術家なのです。 」 —『パイプ福音書』苫米地英人著
とても深い内容です。より詳しく解説します。
私は趣味がパイプです。
ただ吸っていること。「次はこれ買おうかな」とお店に行くこと。パイプを掃除すること。
誰の役にも立っていません。
いつもバルコニーで吸っていますが、洗濯物を干していると臭いがつくことがありムダな行為とも言えます。
でも、好きでやっています。これが趣味です。
さて、私がパイプについてセミナーをやったとします。
パイプの歴史、パイプの選び方、パイプのメリット、などなどを解説。
好きな人や、初心者には喜ばれたとします。
会費が1万円、30人集まったとすると30万円の売り上げ。
これが仕事です。
好きな内容ですから何時間でも語れるでしょう。
でも、たった30万円しか売上がありません。
単発セミナーだとしたら次のセミナーも新しく集客しなければなりません。
大変です。でも、楽しいからやってしまうのです。
ここまで趣味と仕事の違いがわかったでしょうか?
さて、さらに踏み込んでお金のゴールについて。
例えば、私がパイプ専門のネットショップをやったとします。
パイプが大好きで海外アーティストと直接交渉。
日本で唯一販売できる権利をいくつも獲得。
正規販売店として活躍。
販売方法、人材教育などをマニュアル化して仕組み化。
自分がいなくてもしっかり仕事が回るようになった。
気がついたらほとんど何もしなくて、1億円稼げるようになった。
これがお金のゴールです。
趣味と仕事と同じように、やはり好きだったり興味がある内容の方がビジネス(お金のゴール)として成功しやすいです。
成功している不動産投資家たちは尋常ないほど「家」が好きだそうです。
こちらの書籍にも書かれていました。
もしあなたが画家であれば、「描きたい絵」と「儲かる絵」を分けた方が良いかもしません。
例えばですが、こちらのような絵画レンタルサービスを展開することも手です。
Casie(絵画レンタルサービス)
アーティストの気持ちがわかるからこそ素晴らしいサービスになる可能性があります。
自分がいなくても回る仕組みを作ることができたら?立派なお金のゴールですね。
話がそれました。
本書「パイプ福音書」は、パイプのことがわかるだけでなく、趣味や仕事の区別など多岐にわたる知識が手に入ります。
サクッと読みます。大変オススメです。
あ、ちなみに紙タバコを禁煙したくなりますよ。
なぜ?
理由は本書をお読みください。
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