フロントエンドとバックエンドを意識せよ

コラム

儲かるセオリーがある。

フロントエンドとバックエンドだ。

ざっくり説明する。

フロントエンドとは、集客のために売るもの。

本当に売りたいのはバックエンド。

つまり、フロントエンドはバックエンドを売るための集客商品、集客サービスと言って良い。

フロントエンドとバックエンドを組み合わせることでビジネスは軌道に乗りやすい。

ビジネスの事例紹介

重要なことなのでもう1度言う。

「フロントエンドは集客のために売る」

何の集客?

それは、バックエンド(本当に売りたいもの)のために。

 

フロントエンドは、③パターンに分類される。

①赤字

②プラマイゼロ

③黒字

 

例えば、化粧品会社のサンプルは①だ。配った分だけコストがかかる。

しかし、サンプルを使った人のうち何割かは商品(バックエンド)を購入する。

それでも採算が取れるから無料で配布している。

 

これは、大手のような資金が潤沢にあるからこそできる方法だ。

これからスタートしていく時は③を目指すべき。

 

例えば、研究会でも紹介したK社長。

彼は、web関係のセミナーを開催している。

1日がかりのセミナーで参加費は4万円くらい。

毎回ほぼ満席。これだけで月商はそこそこいく。

 

しかし、すごいのはここからだ。

この4万円のセミナーがフロントエンドであって、本当に売りたい(バックエンド)のは、コンサルティングサービスなのだ。

現状、正確なコンサル費用は知らないが、数年前に聞いた値段は1社10万円/月だった。

10社契約していれば毎月安定した100万円のサブスク事業だ。

このサブスクのために、4万円のフロントセミナーを売っている。「③黒字」のフロントエンド。

一石二鳥だ。これくらは意識してやってみよう。

アーティスト事例紹介

アーティストの場合、どのようにすれば良いのだろう?

例えば、絵を売っている人がいたとする。

この絵を売りたいのだから、絵がバックエンドになる。

つまり、フロントエンドを作るとうまくいきやすい。

 

さて、ここで注意がある。

バックエンドとフロントエンドは近いほどよい。離れすぎてはいけない。

例えば、絵を売りたいのに「財布」や「犬のしつけ」をフロントエンドにしては成立しにくい。

絵とのつながりがわかりにくい。

 

では、どのようにするべきか?

私が絵を買ったアーティストがうまくやっている。

彼は不思議な力を持っている。

(ビジネスをやってきた私としては、目に見えない世界は信用し難いものがあった。

しかし、気功を学ぶにつれて「そういう世界」もあるのだと知った)

 

彼はその力を使ってヒーリングや占いなどを行っている。

大病を患った人が駆け込んでいたり、上場企業の社長が参考のために占いを申し込んでいる。

基本は無料らしいが、手間がかかると料金が発生する。

そんな彼を信じた人が絵を買っていくのだ。

なぜなら、その絵にはヒーリング効果があるのだ。

(こういったヒーリングのカラクリなどは論理的に説明もできるが、今回は省略する)

 

つまり、「本当にヒーリングなどの効能が欲しければこの絵を買うと良い」という動線を作っている。

ここが非常にうまい。元々、ビジネスマンとして会社経営をしていた経験もあるらしい。意図的にやっているのだろう。

フロントエンドとバックエンドを組み合わせよう

ビジネスとアーティストの2つの事例を紹介した。

はっきりいうと、これくらいのセオリーは取り入れないとやっていけない。

セオリーとは、高確率でうまくいくこと。

絶対ではないが、儲かっている人は必ずやっている。

 

・メジャーリーガーの大谷選手が、毎日やっている習慣があるとしたら?

・上場企業の創業者が取り入れた読書方法とは?

・世界の投資家が選んだ銘柄とは?

 

知りたくないだろうか?

セオリーは徹底して取り入れるべきだ。

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