小田原城の研究。
経営者、投資家の友人達と。
非常に学びが多くためになった。
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さて、研究の途中でふと出る話も学びがある。
小田原駅周辺でとある事業を営んでいるHさん。
彼がなぜ小田原でやっているのか?
という話になった。
これが、非常に深い。
話によると、1つ1つ駅をリサーチして、たまたま良かったのが小田原だったそう。
時間をかけてHさんなりの「お宝」を発見したのだ。
では、「よし!じゃあ、自分も小田原で同じ事業をやろう!」と思っても、短期的にはうまくいくかもしれない。
ただ、長期的にはうまくいかないだろう。
なぜなら、お宝は、探している途中が一番重要だからである。
探すことによって、他にも応用が効くのだ。
例えば、仲間で趣味が豊富な人は、いろんなモノを試している。
その結果、今も続けているのが現状の趣味という具合だ。
本当に色々と試してはやめている。
これが、とても良いのだ。
とかく真面目な人ほど、続けないと!と思ってしまう。
そうなると、スタートしにくいし、かえって義務感になってしまい苦痛になる。
いつでもやめていい、気軽にやる、くらいで趣味はちょうど良い。
(お金や仕事に関しては、何も考えずスタートすると大金を失う可能性もあるので注意)
また、以下の記事でも説明しているが、結局、この世界では1つ1つ試してみる他ない。
このような事が、面倒、回り道、時間のムダ、と思わされていることにも注意したい。
本当は、こういった過程にこそ価値がある。
西洋主義が蔓延している現代なので、どうしても、その先の結果にばかり注目されがちだ。
だから、お宝を探す過程や工夫にこそ価値があると思うと人生は豊かになる。
見つかったら、ある意味おしまいなわけだ。
お宝は見つかっていないから、宝なのである。
宝を探しているからこそ人生が輝くのだ。
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