インフレに苦戦する未来への対策は?

コラム

リーバイスが苦戦している。

9割も純利益が減ったとのこと。

リーバイス9割減益 アメリカで販売不調、業績見通し引き下げ - 日本経済新聞
【ニューヨーク=朝田賢治】米アパレル大手のリーバイ・ストラウス(リーバイス)が5日発表した2023年6〜8月期決算は、純利益が前年同期比94%減の960万ドル(約14億円)だった。米国での販売不振で売上高は同0.4%減の15億1100万ドル...

リーバイスと言えば高級ジーンズ。

インフレ(物価が上がる)によって一般市民からの購入が減ったのだろう。

また、ディズニーも苦戦。

こども料金を値下げしたとのこと。

ディズニー、アメリカのパークで子ども料金下げ 家族連れ集客狙う - 日本経済新聞
【シリコンバレー=中藤玲】米ウォルト・ディズニーは5日までに、米国のテーマパークの子ども料金を期間限定で値下げすると発表した。米国では長引くインフレや海外旅行需要の回復で、国内パークの客足が鈍い。ディズニーは動画配信分野の赤字など不振が続い...

これも一般市民への対策だ。

経済大国アメリカの有名企業がインフレで大苦戦。

BtoCビジネスに大きく影響が出ている。

いずれ日本も同じ目にあう可能性がある。

では、我々アーティストやビジネスマンはどうすべきか?

一般市民への販売ではなく、企業への販売を目指してはいかがだろうか。

要するにBtoBビジネスをやるということ。

例えば、ミュージシャンであれば一般市民に売るのはなく企業に曲を売る。

CMソング、テーマソングなど。

私事だが、創業したサービスのテーマソングの制作を検討したことがある。

5年前くらい。1曲で70万円くらいだった。

テーマソングの活用方法がすぐに見い出せなかったため見送った。

が、高いとは思わなかった。

また、ゲームアプリ開発会社などはBGMや効果音の作成を外注したいのだ。

人気ユーチューバーなどもオリジナル曲を使っている。

企業は払うコストに対してリターンがあれば金払いが良いのだ(儲かっている会社であれば)。

すぐに払ってくれる。

例えば、100万円払えば500万円の売上になる、とわかっていれば100万円なんて高いと思わない。

むしろ500万円、1000万円払ってしまおうか、と考えることもある。

これが一般市民だったらどうだろうか?

900円のランチが1,100円になっていたら「高いから他の店にいこう」と考えるだろう。

BtoCビジネスは経済の影響をダイレクトに受けてしまう。

また、最近だとインボイスの影響もあり益々値上げラッシュになりそうだ。

売る相手を今一度、検討してみてはいかがだろうか。

 

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